朱鷺(トキ)
宮村堅弥さんが書いた「朱鷺」という本を読みました。(恐らく絶版本)東京神田の古本店でたまたま見かけたので。
朱鷺は新潟県の鳥でもあります。学名はNIPPONIA NIPPON(ニッポニア ニッポン)。この学名は江戸時代末期にドイツの学者さんがつけたそうです。
私は実際にみたことはありませんが、朱鷺の羽というのは大変美しいものだそうです。装飾品のために乱獲された時期があり、朱鷺自身も自然環境の中ではそれほど強い生きものでなく、数が激減してしまいました。
朱鷺の「金ちゃん」をご存じの方、いらっしゃいますか? この本が書かれたのはまだ金ちゃんが元気だった頃です。25年ほど前になります。
当時、朱鷺の保護に関して人工繁殖にかけるか、自然のままに見守るか、大変な悩みどころでした。
人工繁殖と聞くと、確実に増えてくれそうな印象があります。しかし、当時は朱鷺の生態に関しての詳しい知見が乏しく、捕獲しても寄生虫や病気などで突然死んでしまう事が多かったそうです。
だからといって、自然のままにしておけば、心ないハンターに打ち殺されたり、天敵に襲われる危険がありました。冬の餌が少ない時期に餓死することもありました。
本書には様々な思いから朱鷺を守ろうとする方々の奮闘の記録が書かれています。
どのような形で朱鷺を守るか。そもそもなぜ守らなければならないのか?
ちょっと人間のダークな部分も含めて様々な事を考えさせられました。
皆様は新潟県の鳥、朱鷺についてどのぐらいのことをご存じですか?
朱鷺は新潟県の鳥でもあります。学名はNIPPONIA NIPPON(ニッポニア ニッポン)。この学名は江戸時代末期にドイツの学者さんがつけたそうです。
私は実際にみたことはありませんが、朱鷺の羽というのは大変美しいものだそうです。装飾品のために乱獲された時期があり、朱鷺自身も自然環境の中ではそれほど強い生きものでなく、数が激減してしまいました。
朱鷺の「金ちゃん」をご存じの方、いらっしゃいますか? この本が書かれたのはまだ金ちゃんが元気だった頃です。25年ほど前になります。
当時、朱鷺の保護に関して人工繁殖にかけるか、自然のままに見守るか、大変な悩みどころでした。
人工繁殖と聞くと、確実に増えてくれそうな印象があります。しかし、当時は朱鷺の生態に関しての詳しい知見が乏しく、捕獲しても寄生虫や病気などで突然死んでしまう事が多かったそうです。
だからといって、自然のままにしておけば、心ないハンターに打ち殺されたり、天敵に襲われる危険がありました。冬の餌が少ない時期に餓死することもありました。
本書には様々な思いから朱鷺を守ろうとする方々の奮闘の記録が書かれています。
どのような形で朱鷺を守るか。そもそもなぜ守らなければならないのか?
ちょっと人間のダークな部分も含めて様々な事を考えさせられました。
皆様は新潟県の鳥、朱鷺についてどのぐらいのことをご存じですか?
2011年04月27日 Posted byきたゆき at 20:34 │Comments(0) │佐渡
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