起業への違和感と地域興しイベントのモヤモヤ
ここ2~3年、モヤモヤとしていたものの答えが少し出たので書いておこうと思います。この記事は自分の事を棚にあげて話しております。ご了承下さい。
商店街の魅力とは、大手スーパーとは違った人情味というか、雰囲気というか、そういったもの。
多分、その雰囲気に引かれる人は少なくないはず。
その魅力に引かれて遊びにいく人、中に入ってイベントをする人、自ら商店街の一員として開業する人……様々な方がおります。
名目は地域興し、地域を元気にする、地域とつながる等々…
これらのキャッチフレーズ自体は間違ったものではないのですが、何か引っ掛かるものがありました。
このモヤモヤをはらすヒントの一つは、あるイベントにお客として参加した時とその後日談、もうひとつは実際に商店街で買い物をしていて気が付いた事でした。
一つ目について。
イベント名や地域の場所は伏せますがある地域の商店街と繋がりをつくろうというイベントでした。
イベント自体は大変楽しいもので、良い思い出となっております。
イベントの中でアンケート用紙の配布があり、どうしたらこの地域がもっと良くなるかといった質問がありました。
商店街を元気にするには自ら客となって買い物をするのが一番。そうおもった私はその旨をアンケート用紙に書きました。
その後、2~3年経ったある日、あのイベントがどうなったか知り合いに聞いた所、もう無くなったんだよとの旨の話を聞きました。
複雑な気分でした。
私の書いたアンケートがどう受け取られたのか。
主催者の、地域への思いはそのイベントの時だけの一瞬のものだったのか。
商店街の方も少なからず期待があり、色々とイベントとにご助力を頂いたというお話も聞いていたのですが。
残念でなりませんでした。
二つ目
地域の魅力に引かれて開業する方も中にはいらっしゃいます。商店街によってはそんな新しいお店もちらほら。
しかし、5年も経つと無くなってしまい、別のお店になってしまう場所も、良く見かけました。思い返してみれば、確かに入りにくい雰囲気というか、変な敷居の高さを感じたというか、そんなお店が消えていったきがします。
失礼を承知で敢えて申し上げれば、自分のお店を持つことが目的で、商いが目的じゃない、商売をする気が感じられないお店が長く続かないんじゃないかと感じました。
結局何が言いたかったかと申しますと、あのキャッチフレーズに違和感を感じた理由は、本当の現場を知らない人のその場の雰囲気と気まぐれで出てきたものだったからじゃないかということです。
商店街に昔からいる方は、商売の玄人ですし、生活がかかっていますから、表に出さなくとも自分の商売を気にします。
対して、いきなり起業する若者は大体の場合が商売に関してはズブの素人。自分のお店で生計をたてなければならない危機感と、どうすればお客を満足させられ且つ収入が得られるかを追及するプロ意識が欠如しているのではと感じます。
希に若くして起業に成功しているカリスマもおり、その人に影響される人もいますが、一度一般企業に入社してお金の稼ぎ方を勉強してからの起業でも遅くはないのではないかと自分は考えます。
本当にその商店街が好きで元気付けたいなら、何としてでも客足を呼び戻し、サービスを充実し商売を成功させ、この町に骨を埋めるんだというプロ意識を持って欲しいです。
それが無理でもその町が好きなら、是非商店街のお得意さんになって、沢山買い物をしていただければと思います。
いかにしてお金を商店街に呼び込むかそれが、いわゆる商店街を元気にする事の第一歩なのではないでしょうか。
商店街の魅力とは、大手スーパーとは違った人情味というか、雰囲気というか、そういったもの。
多分、その雰囲気に引かれる人は少なくないはず。
その魅力に引かれて遊びにいく人、中に入ってイベントをする人、自ら商店街の一員として開業する人……様々な方がおります。
名目は地域興し、地域を元気にする、地域とつながる等々…
これらのキャッチフレーズ自体は間違ったものではないのですが、何か引っ掛かるものがありました。
このモヤモヤをはらすヒントの一つは、あるイベントにお客として参加した時とその後日談、もうひとつは実際に商店街で買い物をしていて気が付いた事でした。
一つ目について。
イベント名や地域の場所は伏せますがある地域の商店街と繋がりをつくろうというイベントでした。
イベント自体は大変楽しいもので、良い思い出となっております。
イベントの中でアンケート用紙の配布があり、どうしたらこの地域がもっと良くなるかといった質問がありました。
商店街を元気にするには自ら客となって買い物をするのが一番。そうおもった私はその旨をアンケート用紙に書きました。
その後、2~3年経ったある日、あのイベントがどうなったか知り合いに聞いた所、もう無くなったんだよとの旨の話を聞きました。
複雑な気分でした。
私の書いたアンケートがどう受け取られたのか。
主催者の、地域への思いはそのイベントの時だけの一瞬のものだったのか。
商店街の方も少なからず期待があり、色々とイベントとにご助力を頂いたというお話も聞いていたのですが。
残念でなりませんでした。
二つ目
地域の魅力に引かれて開業する方も中にはいらっしゃいます。商店街によってはそんな新しいお店もちらほら。
しかし、5年も経つと無くなってしまい、別のお店になってしまう場所も、良く見かけました。思い返してみれば、確かに入りにくい雰囲気というか、変な敷居の高さを感じたというか、そんなお店が消えていったきがします。
失礼を承知で敢えて申し上げれば、自分のお店を持つことが目的で、商いが目的じゃない、商売をする気が感じられないお店が長く続かないんじゃないかと感じました。
結局何が言いたかったかと申しますと、あのキャッチフレーズに違和感を感じた理由は、本当の現場を知らない人のその場の雰囲気と気まぐれで出てきたものだったからじゃないかということです。
商店街に昔からいる方は、商売の玄人ですし、生活がかかっていますから、表に出さなくとも自分の商売を気にします。
対して、いきなり起業する若者は大体の場合が商売に関してはズブの素人。自分のお店で生計をたてなければならない危機感と、どうすればお客を満足させられ且つ収入が得られるかを追及するプロ意識が欠如しているのではと感じます。
希に若くして起業に成功しているカリスマもおり、その人に影響される人もいますが、一度一般企業に入社してお金の稼ぎ方を勉強してからの起業でも遅くはないのではないかと自分は考えます。
本当にその商店街が好きで元気付けたいなら、何としてでも客足を呼び戻し、サービスを充実し商売を成功させ、この町に骨を埋めるんだというプロ意識を持って欲しいです。
それが無理でもその町が好きなら、是非商店街のお得意さんになって、沢山買い物をしていただければと思います。
いかにしてお金を商店街に呼び込むかそれが、いわゆる商店街を元気にする事の第一歩なのではないでしょうか。
2012年03月20日 Posted byきたゆき at 00:14 │Comments(0) │独り言
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