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本町市場にて思うこと

先日、古町の本町通の魚屋さんで、30cmぐらいのノドグロを買いました。値段は時価でしたが、他のスーパーと同等か、それ以下でした。(ある人へのプレゼントだったのですが、大好評でした。)

この辺りの魚屋さんは、魚を買えるだけでなく、海鮮丼や浜焼きが食べられる施設が併設されている場所がいくつかあります。

ただ、観光とするならば稼ぎ時の土日に休みの場所もちらほら見られます。

魚屋さんと立ち話で、土日は休業ですか?と、聞いたら、この店はやってますよとのこと。

ご予算と相談になりますが、注文を受けてお刺身の盛り合わせを準備することもできるそうな。
お客さんからも評判で、口コミにより他県からも注文があるそうです。

店の一角に名前の書かれた刺身入りのパックが並べられていました。恐らく予約を受けて作ったものでしょう。



ここからは余談になりますが。
近年、和食ブームと称して、今まで生魚なんか食べなかった外国人が、其々の国で、和食を食べるようになりました。また、日本には魚が高く売れるからと、魚を取りすぎて数が減り、規制対象になるという話も聞きます。


昔からそうなのかは知りませんが、日本人は欧米人に誉められたい、認められたいといった、心の病(言い過ぎかな?)的なところがあるのかなと。

和食が認められるのは悪いことではないですが、宣伝の度が過ぎて、今まで食べなかった人が急に皆で食べはじめる。供給が追い付かなくなり、昔から食べていた人が食べられなくなる。
最終的には欧米人に規制をかけられる。

こうなると、和食はむしろ日本人だけで楽しめたほうが日本にとっては幸せだったんじゃないかと思うわけです。



本町市場の魚屋さんに該当するかは分かりませんが。
昔からのお付き合い、お得意さんだけで商売が成立しているならお店としては何の問題もありません。

むしろ、お客が増えすぎて対応しきれなくなり昔からのお付き合いが疎かになることを、お店の方は気にされるのではないでしょうか。
また、観光やブームなどは一過性のもので、これに頼りすぎて昔の付き合いを蔑ろにすると、ブームが去ってからの舵取りが大変になります。


中心市街地活性化プロジェクトなるものがあるそうですが、言い出しっぺが、行政(外部)なのか、古町(内部)の人々なのかで意味合いが変わってきます。

もし、古町の人々からならば、町の人が望んでいることとして応援したくなります。しかし、行政だった場合、それは外部からの押し付けではないかと、少し気になるわけです。


何か、地域は活性化しなきゃいけないみたいな風潮はありますが(シャッター通り、閑古鳥は私も心配になりますが)。
昔からの付き合いだけで、商売が成立してるなら、それは地域に根付いた強靭な商売と言えます。これは、所謂活性化とは異なる道になります。

確かに、最近流行りの爆買いみたいな一過性の騒ぎはないかもしれませんが、地元と一緒に長く続いて行くのではないでしょうか。
(自分は爆買いブームは、遅からず終わると見ています)


新潟の場合、外から見ると観光資源が乏しそうに見えますが、地元の人は穴場を色々知っています。

新潟観光の最善手は、新潟県民の知り合いを作ってその人に聞く。これだと自分は考えています。

知っている人だけが密かに楽しめるものが沢山ある。このようなスタイルも有りなのかもしれません。


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2016年02月08日 Posted byきたゆき at 07:35 │Comments(0)中央区

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