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日本海横断航路

時々新聞を賑わせる日本海横断航路の船購入の問題ですが、私の経験からわかる範囲で書いてみたいと思います。


船に馴染みのない方なら、自分が自動車を買うイメージをすると分かりやすいです。

車を買うとき、皆様は何を気にするか?乗り心地、排気量、大きさ、色、安全システム、カーナビ…。
あと、大事なのが車検と保険。


船の場合もイメージは大体一緒。

まず、船舶の購入で、造船所と船の購入者が何を条件に契約をするか。

例えば、
コンテナなどの貨物船なら積荷の最大積載量

定期航路の客船なら最大船速

作業船なら物を押したり引いたりする推力

などなどあります。

そして大事な保険。

自動車の場合、ちゃんと日本の法律に基づいた検査(車検)に合格した前提で、色々な保険をつけることができます。検査合格=安全に走る車。

船舶も一緒で、任意の国の検査規格に合格した船には「船級」とよばれるお墨付きがもらえます。これが車検的なものです。
船級のお墨付きがないと保険も難しい。


そして一般的には(少なくとも新造船、定期検査時は)海上公試運転といって、船の購入者、船級検査員立ち会いのもと船舶の性能確認をします。

もし、この時に契約性能を満足できなければ、造船所は購入者に違約金を払う場合もあります。
当然、船級のお墨付きも貰えません。

と、こんな感じが船舶契約の主な流れかと思います。



今回の注目すべき点として、

1.契約のタイミング、内容、進め方。性能を満足できなかった時、どういう取り決めになっていたか。
(家電にもよくある、いわゆる保証書的なやつがどうなっていたのか。)


2.なぜ、韓国で海上公試運転をしなかったのか。
(船級(車検)が切れていたためとの噂を聞きましたが、船級検査員含めて事前にやるべきだったのでは?)


3.そもそも新潟県に日本海横断航路は必要か?
お土地柄、戦前は満州へなどと役割を担うこともある新潟港ですが、このご時世、必要でしょうか。
ロシア、中国、北朝鮮、韓国とおよそ我が国と仲が良いとは言えない国ばかり…

特に3の必要性については、新潟県民ははっきり意思表示すべきと思います。大人しくしていると、まぁいっかと、お上になめられてしまいます。


そもそもの船の購入でこのようでは、運行管理などできるとはおもえませんが。
船の購入費や3セクへの出資金を別にまわせたら、他にも色々できることはあるはずです。

今後の動向に注目です。


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2016年12月11日 Posted byきたゆき at 11:41 │Comments(0)独り言

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