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新潟県の農業事情を調べてみた その3



前回の記事に修正が入りました。すみませんでした。

きたゆきの新潟県放浪記 since 2008:新潟県の農業事情を調べてみた その2
http://yukiyakonkon0809.niiblo.jp/e491487.html

今回は前回に引き続き、 昭和46年付近の所得の急上昇の要因について考えていきたいと思います。

前回の分析から、この急上昇はお米の価格の上昇による要因が強そうだという雰囲気が、読み取れました。
では、なぜお米の価格が上昇したのか?
分析していきたいと思います。
当方の至った結論から申し上げますと、この時代はとにかくあらゆる物の物価が上昇した時期であり、お米の物価も例外ではなかった。
ということが推定されました。
この分析を行うために、消費者物価指数なるものを使用しました。
よく聞く言葉ですが、私なりの理解で大雑把に言うと、

「物」の「価値」をお金と異なる物差し(指数)で示したもの

です。

参考として先日紹介しました、
政府米の価格とお米の消費者物価指数を並べてみます。
★農林水産省 米穀 政府買入価格(国の告示価格)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500310&tstat=000001034839&cycle=7&year=20080&month=0&tclass1=000001034840&tclass2=000001037382
★総務省   消費者物価指数(米)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200573&tstat=000001084976&cycle=0&tclass1=000001085995&tclass2=000001085936&tclass3=000001085996&tclass4=000001085997&tclass5val=0



新潟県の農業事情を調べてみた その3


上昇傾向として若干(1年?)タイミングのずれがあるものの、比較的似たような傾向が見られます。
消費者物価指数の項目を全て合わせたグラフ、 (衣食住と遊に必要な我々が日常購入しているもの全て) も記載してみます。



新潟県の農業事情を調べてみた その3


上昇幅は異なりますが、傾向としては一緒とみて良いと思います。
(先ほどの"お米"の消費者物価指数と右側の軸の幅を少し変更しています)

さて、物価の上昇や米作りに影響があるかな?となんとなく感じた内容で、この時期に起きたことを下記のように箇条書きします。

参考文献

★新潟県 新潟コシヒカリの軌跡 ~誕生から定着に至るまで~
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/nosanengei/1341867635261.html
★日本農業とJA 9版 (全国農業協同組合中央会)
★米に関する資料
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/bunka/dai3/siryou1_1.pdf
★農地政策をめぐる事情 (平成19年1月 農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/study/nouti_seisaku/01/pdf/data3-1.pdf
★物価統制令 (ウィキペディア)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E4%BE%A1%E7%B5%B1%E5%88%B6%E4%BB%A4#:~:text=%E7%89%A9%E4%BE%A1%E7%B5%B1%E5%88%B6%E4%BB%A4%EF%BC%88%E3%81%B6%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%81%A8%E3%81%86,%E9%83%A8%E3%82%92%E9%99%A4%E3%81%8D%E5%8D%B3%E6%97%A5%E6%96%BD%E8%A1%8C%E3%80%82
★食糧管理制度(ウィキペディア)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E7%B3%A7%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%88%B6%E5%BA%A6#:~:text=%E9%A3%9F%E7%B3%A7%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%88%B6%E5%BA%A6%EF%BC%88%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%82%87%E3%81%86,%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%8D%E5%89%B5%E8%A8%AD%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%82

昭和44年
・自主流通米制度開始   
-良質なお米は政府を介さず卸業者などが直接販売可能となる
-上記に関連しお米が高値で取引されるようになる
・機械田植えとコンバインが普及

昭和45年
・米の生産調整

昭和40年代前半の大豊作などでお米の過剰在庫が発生したため
・第二次農地法改正
※資料を読んだ当方理解
高度成長期→離農者が出る→離農者の農地を専業農家に集約したい(少ない人数で生産量を上げたい)→法律上それがやりにくかったので法律を改正した

昭和46年 米の買い入れ制限
・※当方推定 上記の過剰在庫に関連するものと思われる

昭和47年
・消費者米価の「物価統制令」適用除外
元々は戦時中に作られた「価格統制令」に端を発するもので、急激な物価上昇を防ぐために、政府が価格を統制していたもの。この年までお米は適用されていた。
・標準価格米制度実施
消費者米価が自由化
・田中角栄 日本列島改造論発表
地価の上昇

昭和48年
古米の在庫処分が済んだことで、米の需給は一旦均衡するものの、 世界食糧危機の煽りを受け、日本国民の食糧安全保障に対する意識 が高まり、再び生産者米価が引き上げられた。 古米在庫や食管会計赤字は増加。

ここまで一度にドカッとこられると、 各々どの項目がどの程度影響したのかは手持ちのデータからは分析しきれません。 ・・・という激動の時代だったのだなということは分かりました。 ちょっと現在に影響が出始めてそうだな・・・という内容もちらほら見られます。 多分、今後再び出てくるのではないでしょうか?

今日はここまでにします。


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2021年03月11日 Posted byきたゆき at 20:31 │Comments(0)データで分析 新潟県

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