思金神と天岩戸神話
今日のご紹介
お名前:思金神
読み方:オモイカネノカミ
神格:知恵・学問の神
神徳:技術向上
:入試合格
神社:戸隠神社(長野県)
:地主神社(京都府)
※戸隠神社は新潟県燕市にもあります
〜神話でのエピソード〜
天岩戸神話で天照大御神(アマテラスオオミカミ)を岩戸から引き出す際の作戦を提案した神様です。
他にも天孫降臨の際に天照大御神の参謀の役割を果たしましたがそれは後日。
今日は天岩戸神話のご紹介
前回の須佐之男命(スサノオノミコト)と天照大御神の賭けから続きまして・・・・
天照大御神との勝負に勝って潔白が証明された須佐之男命ですが、
調子に乗って大暴れをしてしまいます。
田畑を荒らしたり、宮殿にう○ちをしてしまったり・・・・
さらには、天照大御神が機織をしているところに馬の死体を放り込んだり
あまりの嫌がらせに怒った天照大御神は天岩戸にこもってしまいました。
世界が常闇となり、大変乱れてしまいました。
なんとかして天照大御神を岩戸から引き出したい。
ここで一計を考案したのが、今日ご紹介する思金神です。
作戦は次の通り
〜具体的な作戦内容〜
○事前準備
・長鳴鳥(鶏)を集める。
・占いで作戦実行の吉日を選ぶ
・八咫鏡(やたのかがみ)を作らせる。
・八尺瓊勾玉・やさかにのまがたまを作らせる。
・賢木(さかき)を根っこごと掘り起し準備
この三つを組み合わせて下のイラストのようなものをつくる。
○作戦当日
・布刀玉命(フトダマノミコト)のみことに鏡を持たせる
・天手力男神(アメノタヂカラオ)を岩戸の陰に隠れさせる
・天児屋命(アメノコヤネノミコト)に祝詞を唱えさせる
ここで天宇受賣神(アメノウズメノカミ)が神がかりして踊りを踊り、八百万の神様を大爆笑させました。
岩戸の中で神様の笑い声を聞いた天照大御神は不思議に思います。
少しだけ岩戸を開けて、
「私が岩戸にこもってしまい、世の中は常夜のはず。それなのになんで皆が笑い、楽しそうに踊るのか?」
と問いかけます。
これに対して天宇受賣神が
「貴方様より貴い神様が表れたので、皆でを喜んでいるのです」
と答え布刀玉命と天児屋命が天照大御神の前に鏡を差し出します。
鏡に写った自分の姿を別の尊い神様と勘違いした天照大御神は、もっとよく見たいと身を乗り出します。
ここで岩戸の陰に隠れていた天手力男神が天照大御神の手をとって岩戸から引っ張り出しました。
間髪いれずに布刀玉命が注連縄(神社にある縄にぎざぎざの紙が下がっているものです)を岩戸の入り口に張り
「もう中へは入ってはいけません」
といいました。
天照大御神が表に出てようやく世の中は明るく元通りになったそうです。
めでたしめでたし。
神話ではこの後櫛名田比売命とヤマタノオロチに続きます。
天孫降臨の際にも天照大御神の参謀のような役割を果たしますがそれは後ほど。
お名前:思金神
読み方:オモイカネノカミ
神格:知恵・学問の神
神徳:技術向上
:入試合格
神社:戸隠神社(長野県)
:地主神社(京都府)
※戸隠神社は新潟県燕市にもあります
〜神話でのエピソード〜
天岩戸神話で天照大御神(アマテラスオオミカミ)を岩戸から引き出す際の作戦を提案した神様です。
他にも天孫降臨の際に天照大御神の参謀の役割を果たしましたがそれは後日。
今日は天岩戸神話のご紹介
前回の須佐之男命(スサノオノミコト)と天照大御神の賭けから続きまして・・・・
天照大御神との勝負に勝って潔白が証明された須佐之男命ですが、
調子に乗って大暴れをしてしまいます。
田畑を荒らしたり、宮殿にう○ちをしてしまったり・・・・
さらには、天照大御神が機織をしているところに馬の死体を放り込んだり
あまりの嫌がらせに怒った天照大御神は天岩戸にこもってしまいました。
世界が常闇となり、大変乱れてしまいました。
なんとかして天照大御神を岩戸から引き出したい。
ここで一計を考案したのが、今日ご紹介する思金神です。
作戦は次の通り
〜具体的な作戦内容〜
○事前準備
・長鳴鳥(鶏)を集める。
・占いで作戦実行の吉日を選ぶ
・八咫鏡(やたのかがみ)を作らせる。
・八尺瓊勾玉・やさかにのまがたまを作らせる。
・賢木(さかき)を根っこごと掘り起し準備
この三つを組み合わせて下のイラストのようなものをつくる。
○作戦当日
・布刀玉命(フトダマノミコト)のみことに鏡を持たせる
・天手力男神(アメノタヂカラオ)を岩戸の陰に隠れさせる
・天児屋命(アメノコヤネノミコト)に祝詞を唱えさせる
ここで天宇受賣神(アメノウズメノカミ)が神がかりして踊りを踊り、八百万の神様を大爆笑させました。
岩戸の中で神様の笑い声を聞いた天照大御神は不思議に思います。
少しだけ岩戸を開けて、
「私が岩戸にこもってしまい、世の中は常夜のはず。それなのになんで皆が笑い、楽しそうに踊るのか?」
と問いかけます。
これに対して天宇受賣神が
「貴方様より貴い神様が表れたので、皆でを喜んでいるのです」
と答え布刀玉命と天児屋命が天照大御神の前に鏡を差し出します。
鏡に写った自分の姿を別の尊い神様と勘違いした天照大御神は、もっとよく見たいと身を乗り出します。
ここで岩戸の陰に隠れていた天手力男神が天照大御神の手をとって岩戸から引っ張り出しました。
間髪いれずに布刀玉命が注連縄(神社にある縄にぎざぎざの紙が下がっているものです)を岩戸の入り口に張り
「もう中へは入ってはいけません」
といいました。
天照大御神が表に出てようやく世の中は明るく元通りになったそうです。
めでたしめでたし。
神話ではこの後櫛名田比売命とヤマタノオロチに続きます。
天孫降臨の際にも天照大御神の参謀のような役割を果たしますがそれは後ほど。
2010年06月04日 Posted byきたゆき at 22:54 │Comments(2) │神社の神様
この記事へのコメント
神頼みですね^^
Posted by ノスタルジー at 2010年06月04日 23:12
ノスタルジーさん
そうですね(笑)色々と。
そうですね(笑)色々と。
Posted by きたゆき at 2010年06月04日 23:17
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